−獣医再生医療・細胞療法についてのお知らせ−
神奈川県動物病院|神奈川県大和市中央林間の動物病院|ひらの動物病院|再生医療及び細胞療法実施施設の届出病院|犬の間葉系幹細胞療法・脂肪幹細胞療法、免疫療法・自己活性化リンパ球移入療法の実施病院です|ひらの動物病院では間葉系幹細胞療法の他、犬・猫の腫瘍科診療に力をいれており、腫瘍外科手術、化学療法(抗癌剤治療・抗がん剤治療)のみならず、がん免疫療法(免疫治療・活性化リンパ球療法)、緩和医療(痛みのケア)を積極的に取入れ、ホリスティックにQOL(生活の質)を支えます

※コメント・メールによるご質問等は受け付けておりません。免疫療法に関するご質問は、ひらの動物病院:046(272)5300までお問合せください 〒242-0007神奈川県大和市中央林間2−3−11 ひらの動物病院 http://www.hirano-vets.com
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# 獣医再生医療セミナー...福岡県筑紫臨床獣医師会様

2022年1月24日(月)20〜22時 福岡県筑紫臨床獣医師会の先生方と『獣医再生医療汎用化時代を迎えて』をテーマにオンラインセミナーを開催しました。2時間枠の長丁場でしたが、獣医再生医療についての開業獣医師同士のディスカッションができて、とても有意義な時間でした。ありがとうございました‼

 

 

 

ひらの動物病院/獣医師:平野由夫

 

| - | - | 14:20 | category: - |
# 犬と猫の再生医療の症例数の多い病院として紹介されました

週刊ダイヤモンド誌の「ペット特集/うちの子の大問題」で、犬&猫の「再生医療の症例数が多い病院」として、挙げられました。動物病院名だけの記事ですが、名誉なことだと思います。

 

 

ひらの動物病院 獣医師:平野由夫

 

 

| - | - | 18:07 | category: - |
# 再生医療の現状と課題 -インフォームドコンセントを中心に-

VETS ACADEMYにて公開(無料にて視聴可能)です。

 

再生医療の現状と課題 -インフォームドコンセントを中心に-

概 要 (VETS ACADEMYより抜粋)

 

2021年3月、犬(同種)脂肪組織由来間葉系幹細胞を主成分とする動物用再生医療等製品として、DSファーマアニマルヘルス株式会社の「ステムキュア®」が世界ではじめて条件および期限付き製造販売承認を取得した。

 

では、適応疾患である犬胸腰部椎間板ヘルニアの症例を前にしたとき、臨床獣医師はステムキュア®に何を期待し、何に注意し、飼い主にどう説明していくべきだろうか。

 

今回の対談では一般社団法人日本獣医再生医療学会の平野由夫副理事長、そして豊富な臨床経験をもち、平野副理事長の日大時代の同級生でもある久山昌之先生に、臨床家の視点で実際の症例をイメージしながら語り合ってもらった。

 

 

 

 

| - | - | 14:29 | category: - |
# ペットの再生医療 ≪第1回:そもそも再生医療ってどういうもの?≫

【登場人物?!のご紹介】

 

うぃっぴー(犬):2歳になるウィペットの女の子で、とにかくお散歩が大好き。ただ、原っぱや砂利を飛ぶように走るので、怪我が絶えない。

 

ちゅら(猫):沖縄で保護されたことから、美ら海にちなんで、ちゅらと名づけられた3歳の女の子。うぃっぴーのお姉さん役。

 

 

とーさん(人):開業30年目を迎える獣医師で、日本獣医再生医療学会の副理事長(2021年6月現在)。うぃっぴーとちゅらのお世話係とも呼ばれている…。

 

 

ちゅら「とーさん!うぃっぴーがまた怪我してる!」

 

うぃっぴー「大きい声で言わないで!ちゅら!こんなの舐めておけば治るし、とーさんに見つかるといろいろ厄介なことになるから…(汗)」

 

とーさん「もう充分に聞こえてるし、厄介なことってなにょ。っていうか、血も出てるし、ずいぶん腫れて、傷口が開いてるじゃん。とにかく舐め舐めしないで、ちゃんと洗浄して、汚れやバイ菌を洗い落としておくべきだよ」

 

うぃっぴー「ほらぁ、もぉーっ(汗)。ねぇ、とーさん、きっと大丈夫だょ。なんかちょいちょいって塗ると、傷口がさーっと治っちゃうお薬とかないの?!(泣)」

 

とーさん「そんなに簡単にはいかないさ。とかげの尻尾じゃないんだから(笑)。でも、確かにそういうお薬があれば、どんな怪我でも、どんな病気でも、必ず治してあげられるようになるね。とにかく、うぃっぴーの傷口は洗うべきだよ!さぁ、こっちへおいで!」

 

うぃっぴー「わーーん(泣)」

 


 

皆さん、こんにちは。とーさんこと、ひらの動物病院の平野由夫です。うぃっぴーの傷は思いのほか深かったことから彼女の「きっと大丈夫」という希望は叶わず、その後、麻酔をかけて縫合することになりました。

 

 

動物病院では今回のような皮膚の傷や炎症に限らず、胸やお腹といった身体のなかの病気についても、症状に応じてそれらを改善する効果・効能をもつ薬を用いた投薬治療で、動物たちの苦痛をやわらげ改善に導いています。また、場合によっては洗浄や消毒だけではなく切除や縫合といった外科治療も併せて病気の原因を取り除き、一日でも早く動物たちが健やかな日常に戻れるように、日々、獣医さんたちは診療を続けています。

 

そういった日常診療に加えて、もし「病気になった部分そのものを、元々あった正常な状態に戻す医療」があったらどうでしょう?!うぃっぴーが切望していたような「ちょいって塗ると、傷口がさーっと治っちゃうお薬」があれば、どれほど多くの傷を、根本から、そして完全に治してあげることが出来るでしょう。病気という障害を受けた組織や細胞そのものに働きかけて、障害の進行を抑制し、正常な状態に戻ることを促す医療があれば、どれほどに多くの病気を「根治」そして「完治」に導くことが出来るでしょう。それこそが、まさに「再生医療」なのです。

 

 

確かに現段階では「とかげの尻尾」が生え変わるような、完全な再生は可能ではありません。しかし、多くの大学や研究機関・関連企業で、再生医療の研究や開発は盛んに行われています。当院では、臨床研究という位置づけで、標準的な治療法だけでは改善や維持が得られにくい難治性疾患腫瘍性疾患で悩む動物たちに対して、2010年より、動物たちへの獣医再生医療を実践しています

 

どうですか?皆さん、再生医療が動物たちの治療のなかで、どういう役割を果たしているか、ご理解いただけましたか? 次回はさらに理解を深めていただくために、そのメカニズムについて、≪第2回:再生医療って身体の中でなにが起きてるの?≫をお送りします。楽しみに待っていてくださいね!

 

さて、うぃっぴーの傷ですが、幸いなことに今回は再生医療の出番には至らず、抜糸も済みました!もう、すっかり元気に走り回っていますので、ご心配には及びません‼

 

 

 

| - | - | 17:26 | category: - |
# ひらの動物病院 −獣医再生医療実施病院−

獣医再生医療紹介サイト公開前に、ひらの動物病院併設 「どうぶつ細胞保管センター AniCell(アニセル)」が目指す獣医再生医療の紹介動画を先行公開します。

 

| - | - | 14:56 | category: - |
# イヌ皮下脂肪組織由来間葉系幹細胞(他家)療法…

2017年1月に『蛋白量出性腸炎(IBD/炎症性腸疾患)』と診断し、常法にのっとった内科的治療により臨床症状は改善し、約3年間、元気に維持できていたウェルシュ・コーギーのワンちゃんです。14歳になろうかという昨年末から習慣性大腸炎が発症し、今回、イヌ皮下脂肪組織由来間葉系幹細胞(他家)療法の実施となりました。

 

内科的に複数疾患が存在し、年齢的な配慮とご家族の希望もふくめて、免疫抑制を強化する前段に細胞療法を実践してみるということになりました。1回目は、1月に横浜の『動物再生医療センター病院』にて投与を受けましたが、今回、経産省の技術研究組合法に基づくCollaborative Innovation Partnership(技術研究組合)により、当院での『イヌ皮下脂肪組織由来間葉系幹細胞(他家)療法』が可能となりました。

 

他のワンちゃんから採取した皮下脂肪組織から幹細胞を抽出〜培養する他家というスタイルとなり、細胞の抽出〜培養は、先端医療分野での製造技術と品質保証技術をもつ富士フイルムグループと、アニコムグループとの合弁会社である「セルトラスト・アニマル・セラピューティクス株式会社」がおこない、当院での投与となります。

 

投与後1週間となりますが、投与後のワンちゃんの体調もよく、うんちの状態についても、ご家族からの報告はいまのところ、goodな評価です。

 

日本獣医再生医療学会 副理事長

ひらの動物病院 院長
獣医師 平野由夫
| - | - | 12:50 | category: - |
# 朝日新聞『イヌやネコに再生医療』

2020年2月8日(土曜日)の朝刊(別刷)に日本獣医再生医療学会副理事長の横山篤司先生(長野県小諸市さくら動物病院)、常務理事の枝村一弥先生(日本大学)、そして大阪府立大学の鳩谷晋吾先生の獣医再生医療・細胞療法の研究・業績についてが掲載されました。

いまだ発展途中にある療法のひとつですが、わんちゃんや猫ちゃんの難病治療についての研究は日々すすんでいます。
ひらの動物病院 院長
日本獣医再生医療学会 副理事長
獣医師:平野由夫
| - | - | 18:33 | category: - |
# 北陸3県共催小動物臨床研修会 in富山

2月2日(日曜日) 富山県・石川県・福井県の3つの獣医師会の共催で動物臨床研修会が開催され、日本獣医再生医療学会から関内どうぶつクリニックの牛草貴博先生とともに、講演に参加させていただきました。

「獣医再生医療入門」として、『飼主様から再生医療という言葉がでたときの心構え(牛草貴博)』
『再生医療の安全と信頼 そして発展(平野由夫)』
についてお話をさせていただき、とても有意義な時間を過ごしました。
患者さんの皆様にはお休みさせていただいてすみませんでした。
ありがとうございました。
2月は、他、臨時休診はありません。
ひらの動物病院 院長/日本獣医再生医療学会 副理事長
獣医師 平野由夫
| - | - | 17:43 | category: - |
# 日本獣医再生医療学会第16回年次大会in横浜…

1月25日、26日の両日、横浜駅徒歩5分のビジョンセンター横浜にて日本獣医再生医療学会第15回年次大会が開催されました。本大会には大会実行委員長として臨んだわけですが、お蔭様でたくさんの獣医学関連企業の皆様にご協力をいただき、たくさんの先生方、たくさんの関係者の皆様方にご来場いただきました。

当学会としては、初の試みとして、獣医再生医療・細胞療法のうち、獣医免疫学、獣医細胞療法学、獣医間葉系幹細胞療法学、獣医多血小板血漿療法学、培養技術分野、ガイドライン・届出分野についての教育講座を開催するとともに、動物リハビリテーション分野、獣医眼科臨床、培養技術分野、競走馬臨床からの学術講演、ひとのがん免疫療法の最先端医療について、獣医再生医療・細胞療法のこれからの展開(エビデンスの構築)についての特別講演など、会場狭しとたくさんの聴講者に溢れました。
2021年の第16回大会も横浜での開催を準備しています。今回大会の反省を生かして、また皆様に、「信頼と安全の獣医再生医療・細胞療法」をお届けできるように整えていきたと思います。
今後とも、宜しくお願い致します。
一般社団法人日本獣医再生医療学会 副理事長 第15回年次大会大会実行委員長 平野由夫
| - | - | 15:38 | category: - |
# 第10回 日本獣医再生医療学会のお知らせ...
2015年3月21日(土曜日)ならびに3月22日(日曜日) 国際ファッションセンタービル3F KFCホールにて、『第10回 日本獣医再生医療学会』 が開催されます。

当院からは、獣医師:平野 が


3月22日(日) 第2日目 セッションI  免疫応答を利用した抗腫瘍療法

9:10-9:40  基調講演

「開業獣医師は『免疫療法』をどう理解しペットオーナーにどう説明すべきなのか」
「活性化自己リンパ球移入療法の今後における獣医再生医療学会の役割と期待」


にて参加・発表します。宜しくお願い致します。





| - | - | 17:56 | category: - |
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心臓病専門外来検査記録Link


獣医臨床検査・診断記録Link


獣医免疫療法の可能性を求めて


獣医免疫療法実績掲載情報 -臨床誌-

ひらの動物病院:活性化自己リンパ球移入療法(CAT療法)の実施により15ヶ月間の良好なQOLが得られた犬の肝細胞癌の一例.Companion Animal Practice.チクサン出版:49-55,No.260.2011.


ひらの動物病院:不完全切除後の乳腺癌症例に対して活性化自己リンパ球移入療法(CAT療法)を実施し,12カ月間の局所再発ならびに転移の制御,良好なQOLが得られた犬の一例.Companion Animal Practice.チクサン出版:59-66,No.258.2010.
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