−獣医免疫療法の可能性を求めて−

神奈川県動物病院|神奈川県大和市中央林間の動物病院|ひらの動物病院|免疫療法(自己活性化リンパ球移入療法)の加療実績記録です|ひらの動物病院では犬・猫の腫瘍科診療に力をいれており、腫瘍外科手術、化学療法(抗癌剤治療・抗がん剤治療)のみならず、がん免疫療法(免疫治療・活性化リンパ球療法)、緩和医療(痛みのケア)を積極的に取入れ、ホリスティックにQOL(生活の質)を支えます

※コメント・メールによるご質問等は受け付けておりません。免疫療法に関するご質問は、ひらの動物病院:046(272)5300までお問合せください 〒242-0007神奈川県大和市中央林間2−3−11 ひらの動物病院 http://www.hirano-vets.com
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# AXちゃん(悪性組織球症):リンパ球培養用採血3回目

AXちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 11才3ヶ月(右後肢膝関節部軟部組織肉腫(T3N1M0)、右膝窩リンパ節・内腸骨リンパ節に転移を認める。/肝臓の悪性腫瘍性変化も強く疑われる。:2009年9月22日診断))

〔主訴〕 2〜3日前から横になっている事が多くなってきた。それでも公園に行くとダンベルを運んだりする。昨日は、通常量の半分程度の採食をした。


〔免疫療法関連処置〕 免疫療法用血液検査、血液塗抹検査、活性化リンパ球培養用採血(右サフェナ静脈より8ml)。肝酵素類に段階的な増多傾向が認められ、血小板数には、更なる低減が認められる(PLT:78,000/μl)。悪性腫瘍に随伴したDIC(播種性血管内凝固症候群)病態発現と判断され、状態に応じた支持療法が必要であると判断。
〔併用処方薬等〕 自宅にて核酸を投与。


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延、QOLの維持。4週間隔。
11/15:活性化自己リンパ球移入療法3回目予定

| - | - | 14:48 | category: AXちゃん(犬:悪性組織球症) |
# AXちゃん(悪性組織球症):リンパ球培養用採血3回目

AXちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 11才3ヶ月(右後肢膝関節部軟部組織肉腫(T3N1M0)、右膝窩リンパ節・内腸骨リンパ節に転移を認める。/肝臓の悪性腫瘍性変化も強く疑われる。:2009年9月22日診断))

〔主訴〕 全体にくたびれてきたという感じはあるが、公園へ行けばダンベルを持ったりしている。採食も少ない量ではあるが自分で食べようとしている。


〔免疫療法関連処置〕 免疫療法用血液検査、血液塗抹検査、活性化リンパ球培養用採血(左サフェナ静脈より8ml。血小板数の段階的な低減が認められる(215,000/μl→102,000/μl→78000/μl)。悪性腫瘍に随伴したDIC(播種性血管内凝固症候群)病態発現が強く疑われ、短期的な予後の可能性についてご理解いただくべき時期が来ていると考える旨、説明。
〔併用処方薬等〕 自宅にて核酸を投与。


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延、QOLの維持。4週間隔。
11/01:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
11/15:活性化自己リンパ球移入療法3回目予定

| - | - | 10:05 | category: AXちゃん(犬:悪性組織球症) |
# AXちゃん(悪性組織球症):活性化自己リンパ球投与2回目

AXちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 11才1ヶ月(右後肢膝関節部軟部組織肉腫(T3N1M0)、右膝窩リンパ節・内腸骨リンパ節に転移を認める。/肝臓の悪性腫瘍性変化も強く疑われる。:2009年9月2日診断))

〔主訴〕 全体に疲れた感じはあるが、食欲は安定しており、公園に行けば楽しそうにしている。数日前には川へ行って、泳いできた。


〔免疫療法関連処置〕 点滴投与用静脈留置、自己活性化リンパ球点滴投与。
〔併用処方薬等〕 自宅にて核酸を投与。


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延、QOLの維持。4週間隔。
11/01:活性化自己リンパ球培養用採血3回目予定

| - | - | 14:47 | category: AXちゃん(犬:悪性組織球症) |
# AXちゃん(悪性組織球症):リンパ球培養用採血2回目

AXちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 11才2ヶ月(右後肢膝関節部軟部組織肉腫(T3N1M0)、右膝窩リンパ節・内腸骨リンパ節に転移を認める。/肝臓の悪性腫瘍性変化も強く疑われる。:2009年9月22日診断))

〔主訴〕 生活は安定しており、ダンベル遊びをしたりしている。食欲も安定。大きな問題はない。


〔免疫療法関連処置〕 免疫療法用血液検査、血液塗抹検査、活性化リンパ球培養用採血(右サフェナ静脈より8ml)。肝酵素類(GOT・GPT)に増多傾向が認められる。〔GOT〕(09/02)67IU/L→(10/03)167IU/L  〔GPT〕(09/02)251IU/L→(10/03)383IU/L。また血小板数にも低減が認められ(215,000/μl→102,000/μl)、悪性腫瘍に随伴したDIC(播種性血管内凝固症候群)病態発現の可能性が疑われる。
〔併用処方薬等〕 自宅にて核酸を投与。


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延、QOLの維持。4週間隔。
10/17:活性化自己リンパ球移入療法2回目予定

| - | - | 14:22 | category: AXちゃん(犬:悪性組織球症) |
# AXちゃん(悪性組織球症):自己活性化リンパ球投与1回目

AXちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 11才1ヶ月(右後肢膝関節部軟部組織肉腫(T3N1M0)、右膝窩リンパ節・内腸骨リンパ節に転移を認める。/肝臓の悪性腫瘍性変化も強く疑われる。))

〔主訴〕 既往症の問題はあるが、他に、改めてでてきた問題・心配等は特にない。


〔免疫療法関連処置〕 点滴投与用静脈留置、自己活性化リンパ球点滴投与。
〔併用処方薬等〕 自宅にて核酸を投与。



〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延、QOLの維持。4週間隔。
10/03:自己活性化リンパ球培養用採血2回目予定

| - | - | 01:29 | category: AXちゃん(犬:悪性組織球症) |
# AXちゃん(悪性組織球症):リンパ球培養用採血1回目

 AXちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 11才1ヶ月)

〔疾患名〕 右後肢膝関節部軟部組織肉腫(T3N1M0)、右膝窩リンパ節・内腸骨リンパ節に転移を認める。/肝臓の悪性腫瘍性変化も強く疑われる。
〔経過〕 09/02、一般検査希望から血液検査を実施したところ、肝酵素類の増多(TBil:0.3mg/dl,GOT:67IU/L,GPT:251IU/L,ALP:2887IU/L)を認め、腹部精査を実施。腹部超音波検査において、肝臓左葉領域に、肝葉限局的に低エコーを呈する大小の巣状エコー像が多数認められた。他、前立腺に腫大を認め(65×58mm)、実質内に低エコーを呈する大小の巣状陰影が多数認められた。内腸骨リンパ節は長径約28mmに腫大して認められた。エコーガイド下において、肝臓左葉、内腸骨リンパ節、前立腺について23G針を用いて穿刺し、細胞診検査を実施。肝臓細胞診検査の結果、肝細胞には、軽度の胆汁鬱滞が認められたが、明確な核の異型性は認めらない。肝細胞の腫瘍性変化における、悪性度の確定診断については、肝臓生検が必要であると判断。前立腺細胞診検査の結果、標本上の細胞には明確な核の異型性は認められず、良性の上皮系細胞腫瘍、あるいは前立腺過形成と判断。内腸骨リンパ節細胞診検査の結果から、中型で類円形あるいは楕円形の核を偏心性に有し、中等度の好塩基性を呈する細胞質を持つ、短紡錘形あるいは紡錘形の間葉系腫瘍細胞が多数認められた。それらの細胞の核には核の大小不同、核膜の不整、分裂頻度の異常亢進、異常な核クロマチン結節といった異型性が認められ、悪性間葉系細胞腫瘍と判断。また右膝窩リンパ節の細胞診検査からも、内腸骨リンパ節に認められた腫瘍細胞と同様の細胞が多数認められた。

〔主訴〕 年齢・体力的な配慮、並びに既存の病態(眼疾患、関節疾患等)に対する配慮からも外科療法・化学療法は望まない。免疫療法を希望。

〔免疫療法関連処置〕 活性化自己リンパ球培養用採血(頚静脈より8ml)


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延。QOLの維持。4週間隔。
09/05:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
09/19:自己活性化リンパ球移入療法1回目予定

| - | - | 00:19 | category: AXちゃん(犬:悪性組織球症) |
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獣医免疫療法の可能性を求めて


獣医免疫療法実績掲載情報 -臨床誌-

ひらの動物病院:活性化自己リンパ球移入療法(CAT療法)の実施により15ヶ月間の良好なQOLが得られた犬の肝細胞癌の一例.Companion Animal Practice.チクサン出版:49-55,No.260.2011.


ひらの動物病院:不完全切除後の乳腺癌症例に対して活性化自己リンパ球移入療法(CAT療法)を実施し,12カ月間の局所再発ならびに転移の制御,良好なQOLが得られた犬の一例.Companion Animal Practice.チクサン出版:59-66,No.258.2010.
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