−獣医免疫療法の可能性を求めて−

神奈川県動物病院|神奈川県大和市中央林間の動物病院|ひらの動物病院|免疫療法(自己活性化リンパ球移入療法)の加療実績記録です|ひらの動物病院では犬・猫の腫瘍科診療に力をいれており、腫瘍外科手術、化学療法(抗癌剤治療・抗がん剤治療)のみならず、がん免疫療法(免疫治療・活性化リンパ球療法)、緩和医療(痛みのケア)を積極的に取入れ、ホリスティックにQOL(生活の質)を支えます

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# EMちゃん(乳腺癌):リンパ球培養用採血2回目

EMちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 11才1ヶ月(右側第4-5乳頭間乳腺癌不完全切除後TNM=TiN1M0:Stage検法

〔主訴〕 元気・食欲ともに、乳腺の手術を受ける以前の状態に戻った感じがする。日常的な活発さ・生活力も取り戻している。


〔免疫療法関連処置〕 活性化リンパ球培養用採血(サフェナ静脈より8ml)。



〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延。QOLの維持。
09/19:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
10/03:自己活性化リンパ球移入療法2回目予定

| - | - | 17:40 | category: EMちゃん(犬:乳腺癌) |
# EMちゃん(乳腺癌):自己活性化リンパ球投与1回目

EMちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 11才1ヶ月(右側第4-5乳頭間乳腺癌不完全切除後TNM=TiN1M0:Stage検法

〔主訴〕 だいぶ本調子に戻ってきた様子。採食量もほぼ通常の状態に戻っている。


〔免疫療法関連処置〕 点滴投与用静脈留置、自己活性化リンパ球点滴投与。
〔併用処方薬等〕 腎不全用療法食K/D、ネフガード



〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延、QOLの維持。4週間隔。
09/19:自己活性化リンパ球培養用採血2回目予定。

| - | - | 17:24 | category: EMちゃん(犬:乳腺癌) |
# EMちゃん(乳腺癌):リンパ球培養用採血1回目

EMちゃん(犬:フラット・コーテッド・レトリバー 11才1ヶ月)

〔疾患名〕 右側第4-5乳頭間乳腺癌不完全切除後TNM=TiN1M0:Stage
〔経過〕06/13に、他Vetにて『右側第4-5乳頭間皮下腫瘤について腫瘤切除』を実施し、病理組織学的検査において、『乳腺癌。深部の切除マージンは取れていない。標本内に含まれる鼡径リンパ節に腫瘍細胞の転移が認められる。』との事。06/20当院初診時、術後のステージングを目的として、胸部レントゲン3方向撮影、腹部超音波検査、細胞診検査を実施。術創深部に鶏卵大よりやや小の腫瘤塊(表面滑らか、軟らかめ・底部固着一部不明瞭)が触知され(47.1×25.4mm)、エコーガイド下にて細胞診検査を実施。腹部超音波検査において、肝臓左葉領域に直径約8mm、23.5mm、10.7mmの巣状を呈する孤立性の低エコー像(mass陰影)が認められ、その一部について細胞診検査を実施。左右腎臓の辺縁エコー像に重度の不整が認められ、腎盂構造の拡張を含む(左腎盂:3.7mm、右腎盂:3mm)、器質的変化が認められた。胸部レントゲン3方向撮影においては特記すべき異常は認められなかった。肝臓細胞診検査において、肝細胞の細胞質には軽度の胆汁鬱滞が認められた。それらの細胞の核には特記すべき異型性は認められず、結節性過形成の可能性も疑われたが、確定的な判断には肝生検による組織学的検査が必要と判断。術創深部に触知された腫瘤塊の細胞診検査において、多くの赤血球と伴に、多くの好中球、マクロファージ、単球等の炎症細胞の他、わずかに集塊を呈する間葉系腫瘍細胞が認められた。それらの腫瘍細胞には核の大小不同、異常なクロマチン結節といった軽度の異型性が認められた。『右側第4-5乳頭間乳腺癌不完全切除後TNM=TiN1M0:Stage検戮犯獣如

手術による右側乳腺の完全切除、化学療法、あるいは完全切除後の化学療法の実施が対処すべき方法である旨説明。体力的な配慮、ご家族の希望から、カルボプラチン投与による化学療法の実施を選択。06/24、CBDCA225mg/屬療静投与を実施。07/19、腎臓機能低下〔CRE(06/20)1.5mg/dl → (07/19)3.4mg/dl〕 〔BUN(06/20)43.7mg/dl → (07/19)107.8,g/dl〕。点滴処置、吸着剤、処方食等で一時的に数値の改善を認めたが、07/26、今朝、階段を上がるときにふらっとした、との事で来院。血液検査の結果から(CRE:2.7mg/dl、BUN:101.4mg/dl、総白血球数:12500個/μl、血小板数:10000個/μl)、DIC病態の発現が強く疑われると判断。同日、200ml全血輸血。08/02、食欲・元気は概ね回復、CRE:1.7mg/dl、BUN:41.3mg/dl、血小板:647000個/μl、08/09:CRE:1.7mg/dl、BUN:38.0mg/dl、血小板:638000個/μl、の血液検査結果をもって、全身状態は回復と判断。

〔主訴〕 以上の経過後、免疫療法の開始を希望。


〔免疫療法関連処置〕 免疫療法用血液検査、活性化自己リンパ球培養用採血(サフェナ静脈より8ml)。CRE:1.0mg/dl、BUN:36.9mg/dl、総白血球数:10900個/μl、血小板:375000個/μl。
〔併用処方薬等〕 腎不全用療法食K/D、ネフガード。

 

〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延。QOLの維持。4週間隔。
08/22:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
09/05:自己活性化リンパ球移入療法1回目予定

| - | - | 17:12 | category: EMちゃん(犬:乳腺癌) |
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獣医免疫療法実績掲載情報 -臨床誌-

ひらの動物病院:活性化自己リンパ球移入療法(CAT療法)の実施により15ヶ月間の良好なQOLが得られた犬の肝細胞癌の一例.Companion Animal Practice.チクサン出版:49-55,No.260.2011.


ひらの動物病院:不完全切除後の乳腺癌症例に対して活性化自己リンパ球移入療法(CAT療法)を実施し,12カ月間の局所再発ならびに転移の制御,良好なQOLが得られた犬の一例.Companion Animal Practice.チクサン出版:59-66,No.258.2010.
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