−獣医免疫療法の可能性を求めて−

神奈川県動物病院|神奈川県大和市中央林間の動物病院|ひらの動物病院|免疫療法(自己活性化リンパ球移入療法)の加療実績記録です|ひらの動物病院では犬・猫の腫瘍科診療に力をいれており、腫瘍外科手術、化学療法(抗癌剤治療・抗がん剤治療)のみならず、がん免疫療法(免疫治療・活性化リンパ球療法)、緩和医療(痛みのケア)を積極的に取入れ、ホリスティックにQOL(生活の質)を支えます

※コメント・メールによるご質問等は受け付けておりません。免疫療法に関するご質問は、ひらの動物病院:046(272)5300までお問合せください 〒242-0007神奈川県大和市中央林間2−3−11 ひらの動物病院 http://www.hirano-vets.com
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# KUちゃん(鼻腔腺癌):活性化自己リンパ球投与14回目

KUちゃん(犬:MIX 13歳11ヶ月)


〔疾患名〕鼻腔腺癌 (2年前の大学病院受診時にMRI検査にて評価との事)

〔主訴〕腫瘍性病変の進行遅延ならびにQOLの維持を目的とした免疫療法を希望。一週間ほど前から口腔内からの出血が始まり、食べにくそうな状況が数日あり、その後、食欲が低下してきている。腫瘍部の腫大・腫脹が顕著になってきた。



〔免疫療法関連処置〕左頚静脈より翼状針経由にて自己活性化リンパ球点滴投与

〔併用処方薬等〕かかりつけ動物病院にてピモベンダン、塩酸ベナゼプリル等、僧帽弁閉鎖不全症に起因するうっ血性心不全に対する処方。持続的な高窒素血症に対して吸着剤処方経過中。抗生物質ならびに塩酸シプロヘプタジンを処方。


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延ならびにQOLの維持。3週間隔での投与5回完了後、4週間間隔にて投与経過中。
12/19:活性化自己リンパ球培養用採血15回目予定。

| - | - | 20:35 | category: KUちゃん(犬:鼻腔腺癌) |
# ATちゃん(腎細胞癌):活性化自己リンパ球投与2回目 / 培養用採血3回目

ATちゃん(犬:ミニチュア・ブルテリア 9歳2ヶ月)


〔疾患名〕腎細胞癌(肺に砲弾状多発性転移病巣を認める。腹腔内リンパ節転移を認める。頚部皮膚面に転移病巣の発現を認める。

〔主訴〕病期を理解した上で、QOLの維持、腫瘍病態の進行遅延を目的とした免疫療法を希望。



〔免疫療法関連処置〕免疫療法用血液スクリーニング検査、血液塗抹検査、点滴投与用静脈留置、自己活性化リンパ球点滴投与、活性化自己リンパ球培養用採血(右橈側皮静脈より8ml) / 食べ過ぎた日があり、その後(5日間程前)に嘔吐が認めらた。かかりつけ動物病院にて吐気止め等の処方を受け、その後、嘔吐はとまっている。それ以外については大きな問題はなく、食欲もあり、安定した生活をしているといえる。血液学的変動、血液生化学的変動はなんら認められない。

〔併用処方薬等〕COX-2阻害薬


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延ならびにQOLの維持。2週間隔で投与維持。
11/27:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
12/04:院内培養室にてIL-2を感作
12/11:活性化自己リンパ球移入療法3回目予定

| - | - | 08:57 | category: ATちゃん(犬:腎細胞癌) |
# KUちゃん(鼻腔腺癌):活性化自己リンパ球培養用採血14回目

KUちゃん(犬:MIX 13歳11ヶ月)


〔疾患名〕鼻腔腺癌 (2年前の大学病院受診時にMRI検査にて評価との事)

〔主訴〕腫瘍性病変の進行遅延ならびにQOLの維持を目的とした免疫療法を希望。少し食べない時もあるが、ジャーキー等のおやつ類は喜んで食べている。食欲をそそるよな工夫をすると一気に食べてくれる。どこからか出血しているようだが、出血点が明確でない。のべ15分程度であるが、散歩の時間が長くなり、足のふらつきがなくなっている。



〔免疫療法関連処置〕免疫療法用血液スクリーニング検査、血液塗抹検査、活性化自己リンパ球培養用採血 (左頚静脈より8ml) 肝臓・腎臓代謝機能、聡蛋白値、アルブミン値、カルシウム/リン比、電解質バランス、血糖値に特記すべき異常は認められない。赤血球関連項目に数的変動(低減)が認められるが、ごく軽度の所見であり、現段階では臨床的意義は低いと考える。

〔併用処方薬等〕かかりつけ動物病院にてピモベンダン、塩酸ベナゼプリル等、僧帽弁閉鎖不全症に起因するうっ血性心不全に対する処方。持続的な高窒素血症に対して吸着剤処方経過中


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延ならびにQOLの維持。3週間隔での投与5回完了後、4週間間隔にて投与経過中。
11/14:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
11/24:院内培養室にてIL-2を感作
12/05:自己活性化リンパ球移入療法14回目予定。

| - | - | 13:09 | category: KUちゃん(犬:鼻腔腺癌) |
# ATちゃん(腎細胞癌):活性化自己リンパ球投与1回目 / 培養用採血2回目

ATちゃん(犬:ミニチュア・ブルテリア 9歳2ヶ月)


〔疾患名〕腎細胞癌(肺に砲弾状多発性転移病巣を認める。腹腔内リンパ節転移を認める。他の腹腔内臓器に器質的変化は認められない。

〔主訴〕病期を理解した上で、QOLの維持、腫瘍病態の進行遅延を目的とした免疫療法を希望。



〔免疫療法関連処置〕点滴投与用静脈留置、自己活性化リンパ球点滴投与、活性化自己リンパ球培養用採血(右橈側皮静脈より8ml)

〔併用処方薬等〕COX-2阻害薬


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延ならびにQOLの維持。任意間隔。
11/13:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
11/20:院内培養室にてIL-2を感作
11/27:活性化自己リンパ球移入療法2回目予定

| - | - | 21:54 | category: ATちゃん(犬:腎細胞癌) |
# KVちゃん(基礎疾患なし):活性化自己リンパ球投与5回目

KVちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 9才3ヶ月)


〔疾患名〕基礎疾患なし。

〔主訴〕加齢に伴うQOLの低下の予防を目的として免疫療法希望。その後、大腸炎症状は改善し、便の状態は安定している。食欲・元気に問題はなく、生活の上で特に気になる事はない。



〔免疫関連処置〕免疫療法用血液スクリーニング検査、点滴投与用静脈留置、自己活性化リンパ球点滴投与 (ごく軽度ではあるが、持続的なGPT値の増多が認められる。前回値比較において変動は認められない。他、血液学的所見に変動は認められない)


〔免疫療法目的・方針〕QOLの維持。任意間隔にて投与。
●次回、活性化リンパ球培養用採血6回目については、電話連絡にて予約予定。

 

| - | - | 17:12 | category: KVちゃん(犬:基礎疾患なし) |
# KUちゃん(鼻腔腺癌):活性化自己リンパ球投与13回目

KUちゃん(犬:MIX 13歳11ヶ月)


〔疾患名〕鼻腔腺癌 (2年前の大学病院受診時にMRI検査にて評価との事)

〔主訴〕腫瘍性病変の進行遅延ならびにQOLの維持を目的とした免疫療法を希望。食べる日、食べない日のムラが大きいが、食べる気になった時にはドカ食いをする。日常生活は安定しており、散歩中に走ったりする事もある。



〔免疫療法関連処置〕点滴投与用静脈留置、自己活性化リンパ球点滴投与

〔併用処方薬等〕かかりつけ動物病院にてピモベンダン、塩酸ベナゼプリル等、僧帽弁閉鎖不全症に起因するうっ血性心不全に対する処方。持続的な高窒素血症に対して吸着剤処方経過中


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延ならびにQOLの維持。3週間隔での投与5回完了後、4週間間隔にて投与経過中。
11/14:活性化自己リンパ球培養用採血14回目予定。

| - | - | 19:18 | category: KUちゃん(犬:鼻腔腺癌) |
# ATちゃん(腎細胞癌):活性化自己リンパ球培養用採血1回目

ATちゃん(犬:ミニチュア・ブルテリア 9歳2ヶ月)


〔疾患名〕腎細胞癌(肺に砲弾状多発性転移病巣を認める。腹腔内リンパ節転移を認める。他の腹腔内臓器に器質的変化は認められない。

〔経過〕食欲の減退が認められ近医を受診した際、レントゲン検査において肺に腫瘤陰影がある事を指摘された。腹部超音波検査において腎臓腫瘍であると判断され、心臓病がある事も含めて、手術不適応であるとの説明から免疫療法を勧められた、との病態について精査希望にて当院受診。左側腎臓尾極領域から最大径5.4cm程度の大型腫瘤が認められる。左側腎門リンパ節、肝門リンパ節、膵十二指腸リンパがいずれも長径約10mmに腫大して認められる。腹腔内実質臓器に明確な器質的変化は認められない。左右両肺野に最大径26mmの腫瘤陰影が多発的に認められる。エコーガイソド下での腎臓穿刺〜細胞診検査の結果、標本上には異型性を伴う上皮系腫瘍細胞が多数認められる。

〔主訴〕病期を理解した上で、QOLの維持、腫瘍病態の進行遅延を目的とした免疫療法を希望。


〔免疫療法関連処置〕 活性化自己リンパ球培養用採血(頚静脈より8ml:血液スクリーニング検査、血液塗抹検査については、精査時にチェック済であり、代謝機能等に特記すべき異常は認められない)

〔併用処方薬等〕COX-2阻害薬



〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延ならびにQOLの維持。任意間隔。
10/30:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
11/06:院内培養室にてIL-2を感作
11/13:活性化自己リンパ球移入療法1回目予定

| - | - | 22:12 | category: ATちゃん(犬:腎細胞癌) |
# KVちゃん(基礎疾患なし):活性化自己リンパ球培養用採血5回目

KVちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 9才3ヶ月)


〔疾患名〕基礎疾患なし。

〔主訴〕加齢に伴うQOLの低下の予防を目的として免疫療法希望。



〔免疫関連処置〕活性化自己リンパ球培養用採血(左側サフェナ静脈より8ml)


〔免疫療法目的・方針〕QOLの維持。任意間隔にて投与。
10/21:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
10/28:院内培養室にてIL-2を感作
11/04:活性化自己リンパ球移入療法5回目予定。

| - | - | 00:57 | category: KVちゃん(犬:基礎疾患なし) |
# KUちゃん(鼻腔腺癌):活性化自己リンパ球培養用採血13回目

KUちゃん(犬:MIX 13歳11ヶ月)


〔疾患名〕鼻腔腺癌 (2年前の大学病院受診時にMRI検査にて評価との事)

〔主訴〕腫瘍性病変の進行遅延ならびにQOLの維持を目的とした免疫療法を希望。食べる日、食べない日のムラが気になるが、食べるときは充分に食べてくれている。



〔免疫療法関連処置〕免疫療法用血液スクリーニング検査、血液塗抹検査、活性化自己リンパ球培養用採血 (左頚静脈より8ml) 血中カリウム値に軽度の低減が認められる。利尿剤投薬に起因するものと考える。

〔併用処方薬等〕かかりつけ動物病院にてピモベンダン、塩酸ベナゼプリル等、僧帽弁閉鎖不全症に起因するうっ血性心不全に対する処方。持続的な高窒素血症に対して吸着剤処方経過中


〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延ならびにQOLの維持。3週間隔での投与5回完了後、4週間間隔にて投与経過中。
10/17:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
10/24:院内培養室にてIL-2を感作
10/31:自己活性化リンパ球移入療法13回目予定。

| - | - | 18:27 | category: KUちゃん(犬:鼻腔腺癌) |
# KVちゃん(基礎疾患なし):活性化自己リンパ球投与4回目

KVちゃん (犬:フラット・コーテッド・レトリバー 9才3ヶ月)


〔疾患名〕基礎疾患なし。

〔主訴〕加齢に伴うQOLの低下の予防を目的として免疫療法希望。粘膜排泄、しぶりを伴う大腸炎症状が発現し、改善を認めない。



〔免疫関連処置〕血液生化学的検査、血液学的検査検査、点滴投与用静脈留置、自己活性化リンパ球点滴投与 (ごく軽度ではあるが、段階的なGPT値の増多が認められる。大腸炎症状に対する処方として、スルファジアジン・トリメトプリム、タンニン酸ベルベリン、特別療法食w/dを処方。


〔免疫療法目的・方針〕QOLの維持。任意間隔にて投与。
10/21:活性化自己リンパ球培養用採血5回目予定。

| - | - | 23:53 | category: KVちゃん(犬:基礎疾患なし) |
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獣医臨床検査・診断記録Link


獣医免疫療法の可能性を求めて


獣医免疫療法実績掲載情報 -臨床誌-

ひらの動物病院:活性化自己リンパ球移入療法(CAT療法)の実施により15ヶ月間の良好なQOLが得られた犬の肝細胞癌の一例.Companion Animal Practice.チクサン出版:49-55,No.260.2011.


ひらの動物病院:不完全切除後の乳腺癌症例に対して活性化自己リンパ球移入療法(CAT療法)を実施し,12カ月間の局所再発ならびに転移の制御,良好なQOLが得られた犬の一例.Companion Animal Practice.チクサン出版:59-66,No.258.2010.
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